- さる3月4日に保団連会館に於いて緊急マスコミ懇談会が行われました。 その席上、当本部の脇本代表も出席され、歯科技工の海外委託問題訴訟についての最新の報告並びに声明を発する機会を得ました。
ここに、保団連の皆様にこの様な機会を提供いただいた事に対し、厚くお礼申しあげますとともに、国民の財産である歯科医療を維持していくために、最後まで戦い通す所存です。 - この報告の中で、脇本代表は先に全国の都道府県歯科技工士会会長に宛てて要請した協力要請に対し、38の県技工士会が全面支援を約束し、5県が匿名条件付きで支援を決めたと言う結果も公表しました。
- この事は、歯科技工の海外委託問題に関しては、何の意思表示も行動も起こさない日本歯科技工士会に対し、都道府県歯科技工士会の大多数がはっきりとした対応を求めたと言ってよいでしょう。
- 当本部は、訴訟への支援を要請せねばならないという立場から、日本歯科技工士会の対応に対しての明確な意思表示は避けておりますが、このままでは対応が後手に回るばかりであり、厚生労働省主導のままに歯科技工士法そのものが形骸化され、海外委託も既成事実化されてしまうのではないのかと言う危機感を深めております。
- 折しもTBS報道特集NEXTの報道を受けて、日本歯科医師会は日本歯科医学会・日本歯科技工士会・日本歯科商工協会・日本歯科材料工業協同組合の5団体で『歯科技工物に関する打合会』を開き、『海外への歯科補てつ物等の委託に関する日本歯科医師会の考え方』として纏めた文書を厚生労働省に提出しました。
- 本来ならば歯科技工士法や我々歯科技工士の在り方も含めて、国民の健康と安全に直結する制度や法改正に、我々歯科技工士の存在や意思も反映させてゆかねばならないはずでありますが、日本歯科技工士会執行部のこれまでの対応のままであっては、歯科医療やホテツの重要性を重視せず、財政再建を旗印に歯科医療費削減や歯科医師減小、歯科技工士減少を意図して行く、厚生労働省の方針に対抗する事ができません。
- 私たち歯科技工士の有資格者は、私たちの存在そのものが日本の歯科ホテツと歯科医療を、日々、患者さんと向き合いながら、国民の口腔の健康の為に戦っている歯科医師たちを、底辺から支えているのだと言う事実を通して、社会に貢献している誇りを再び取り戻すべき時であります。
- 2月25日に脇本代表ら本部役員3名が、神奈川県歯科保健総合センター内の神奈川歯科衛生士協会本部事務所を訪問し、日本歯科衛生士連盟や神奈川県歯科衛生士会の関係者に歯科技工の海外委託問題訴訟の活動支援を要請しました。詳細はこのままクリックしてお読みください。
- TBSテレビの2回に及ぶ中国技工の問題が放送されました。 深く、広く、画期的な内容でした。 これほどまでに歯科技工の、 真実を伝えたテレビ番組は過去にありませんでした。
- 全国、歯科関係者はもとより、 多くの国民がご覧になったことでしょう。 そして、日本の歯科診療と歯科技工業への感心が高まり、 はかり知れない効果があっとものと思います。
- マスコミの偉大な力です。 放送局をはじめ、番組に携わった関係各位に、 深く感謝致します。
- 脇本代表からのコメントを添付いたします。 ホームページ、ブログ、メール、ファクス等、 広く配信していただければ幸いです。→脇本代表コメント
- (社)神奈川県歯科技工士会伊集院正俊会長は、昨夜、理事会並びに支部長合同会を経て、緊急理事会を招集し、今回の原告団の要請に対し協力することを決しました。伊集院会長からご連絡をいただきました。ありがとうございます。
- 報道特集NEXTの「続報!中国製義歯の安全性▼中国製義歯から有害金属検出…広がる波紋▼ちらつく日本企業の影▼窮状にあえぐ歯科技工士たち」が、放送されました。直後からツイッターでもコメントが相次いで居ます。
また番組中では、既報の通り長妻厚生労働大臣の記者会見の模様も挿入され、いよいよもって厚生労働省も国も、この問題を無視できなくなった模様です。 - 放送内容の詳細は、今日の歯科ニュース記事からご覧ください。→今日の歯科ニュース。
- 日本歯科新聞様のご厚意により、2月9日発行の新聞紙面に掲載された、TBS報道特集NEXTの記事をアップさせていただきます。3面とプリズム欄に掲載されました。クリックしてお読みください。→
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番組をご覧になりましたら、一言でもいいですから、TBS宛にコメントを送っていただければ幸いです。
番組のホームページ
http://www.tbs.co.jp/houtoku/
メール宛先
http://www.tbs.co.jp/houtoku/ - 売文家さんのブログ記事によれば、2月11日に行われた「医療政策サミット2010」にて挨拶された長妻厚生労働大臣は、来場者に「医療政策についてのアドバイス」を求めたそうです。 詳細は売文家さんのその記事でお読みいただくとして、我々歯科技工士からすれば、歯科医療と歯科技工に対する歯科技工士の思いを直に伝える良い機会かと思います。
- TBS報道特集NEXTの放送で、国民の歯科技工への不安と関心とが高まっている今、私たちには自らの言葉で伝え、説明する責任存在すると思います。
- 特に重点6項目の中の「中抜き天下りなく負担した分が、1対1対応でサービスに回っていると国民が実感を得ること」これに関しては、我々が日々実感していることそのものではないでしょうか。海外委託にしても、中抜きの実利を少しでも増やすために、安いものを求めているだけでもあります。この面で、医療費削減を続ける厚生労働省や財務省の政策そのものにも、根源がある事を忘れてはならないでしょう。
- 「大臣室にFAXでもメールでもいい、私が必ず目を通す」(長妻厚労相)
厚生労働省の「国民の皆様の声募集」送信フォーム
→https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html
民主党 ながつま昭事務所
〒164-0001 東京都中野区中野2-11-2-201 TEL:03-5342-6551
FAX:03-5342-6552 - 長妻厚生労働大臣、2月9日閣議後記者会見概要が厚生労働省HPにて公開されております。質疑内容に2月6日のTBS報道特集NEXTを受けてのやり取りがございます。その内容については、歯科関連ブログやHPでも話題となっているようです。→厚生労働大臣記者会見概要{こちらはPDFファイルです。}
- 更新:2010/02/09 23:15 キャリアブレイン http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26283.html 長妻昭厚生労働相は2月9日の閣議後の記者会見で、中国製の歯科技工物から安全性に問題のある物質が検出されたとの一部報道に関連して、輸入された歯科技工物についての具体的な基準の策定に乗り出す考えを示した。
- 海外委託歯科技工物の問題に関しては、当HPでもお伝えしてありますように、歯科技工物の海外委託問題訴訟が最高裁判所にて審理中です。
- 歯科医療の置かれた状況や、歯科技工物と歯科技工士の現実が報道特集NEXTや週刊朝日のインプラント報道で明らかにされている今、我々歯科技工士が真実を伝え、また自ら国民のために行動を起こす好機でもあります。
- 当本部では、以上の動きを踏まえまして、長妻厚生労働大臣宛てに、歯科技工物の海外委託問題や厚生労働省医政歯発第0908001号通達撤回などの歯科技工をめぐる問題について要請致したく、各都道府県技工士会への協力をお願いしたいと考えております。
尚、この要請に関しましては、歯科技工士会と言う組織への働きかけと言う動きにとどまらず、広く有資格者と呼ばれる歯科技工士免許の保持者や、歯科技工士の皆様、各医療専門職の皆様医療業界関係者の皆様、一般の国民の皆様にも、より以上のご理解とご協力、並びに要請への支援を伏してお願いするものであります。
各都道府県技会長宛て協力要請文(案)
長妻厚生労働大臣宛て要請文(案) - 自治体意見書採択状況の最新資料をアップいたしました。ご覧ください。→自治体意見書/li>
リンクがあるものは、記事をそのままダブルクリックすれば、必要なPDFファイルがご覧いただけます。よろしくお願いいたします。
- 最高裁判所から連絡が入り、我々の裁判は係属部が最高裁判所第三小法廷と決まりました。
最高裁判所の審理は,これまでの審理と異なりもっぱら書面審査によります。したがって1審、2審のような、法廷は開かれず、弁論は基本的にはありません。
しかし、裁判所への要請活動等を行う事は出来ます。今後は最高裁に対して、公平な裁判を行うよう、要請する活動等を行って行きたいと考えています。 皆様方のさらなるご支援ご協力を切にお願い申し上げます。
最高裁係属部通知 - これまでのニュースはこちらから
「歯科医療を守る国民運動推進本部」広報より
全面支援は38県、条件付き支援5県
歯科衛生士会に支援要請
TV放送の反響や如何に
長妻昭厚生労働大臣動く!?
長妻厚生労働大臣へ歯科技工士の声を伝えましょう。
輸入歯科技工物で基準策定へ―長妻厚労相
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最高裁上告に向けて、本部広報では二審を総括し資料を整理記録した冊子を作成いたしました。
A4サイズ20ページ(表紙込み・カラー)の構成です。
印刷実物は11月末に完成の予定し、本部役員総出で発送いたしました。
取り急ぎ、HPでご覧ください。
尚、冊子発行につきましては本部広報より一言お伝えしたく存じます。
こちらをご覧くださいクリック!→本部広報ご挨拶。
1 図解・歯科技工委託の現実
2 代表挨拶
3 訴訟経過
4 控訴審判決文(2p)
5 原告団声明文
6 保団連抗議文
7 早わかり局面(2p)
8 パネルディスカッション(2p)
9 海外委託視察記(2p)
10 中国技工所写真集(2p−16景)
11 自治体意見書集計(2p−41件)
12 主な記録と資料データ(2p−202件)
ダウンロードはこちら 最高裁へ
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- ほぼ連日のように更新しておりますが、TBS報道特集NEXTの前回放送を受けてから、今まで以上に様々な情報がよせられ、また、これまで見落としていた事にも、スポットライトが当たり出しています。
- とりわけ国民の関心を引きそうなのが、アレルゲンとしての危険性が早くから叫ばれていながら、あろうことか国民の健康に直結する歯科医療保険の使用金属に、その危険性のあるニッケルクロム合金が早くから保険収載されていた事です。
- 当時は今ほどアレルギーについて知られていなかった事もあるでしょうし、多くの患者さんに使用されるようになって、初めて症状が発現してくる訳です。特に金属アレルギーと言うものは発症するまで何年も掛かるようです。臨床治験で問題なくとも、その後に出てくる人もある訳です。そのような患者さんの発生を、今においてもですが、厚生労働省や中医協と言ったところは、「ありうる事」として対処したり想定しているのでしょうか?
- 日本で法的にカバーできていたとしても、外国ではなされていないところが大半でしょう。真に国民の健康と安全の利益を思うのであれば、本来歯科医師にだって責任を持ち切れない物事について、裁量権の問題だなどと言わずに、国として出来うる限りの方策を取っていただきたいと思います。
- 福島県歯科技工士会郡山支部が、歯科技工の携帯情報サイトを開設。 当HPからも情報提供していくことになりました。ご利用ください。 →http://gikoushi-navi.net/itaku.php
- 今回、トップに大阪府歯科技工士連絡会の記事を掲載いたしました。 このような有益な情報は広く皆様にお知らせいたしたいと思います。 全国にはHPを持たない歯科技工士会や歯科技工士の勉強会なども多数存在すると思います。 そのようなところで、広く周知したいような企画や情報がございましたら、脇本か私まで遠慮なくご連絡ください。(管理人)
- 第二回歯科技工士シンポジウムの記事をまとめました。
- ご存知か分かりませんが、一部コンサルタント会社が歯科技工物の品質保証をビジネスとする過程において、当訴訟やHP内容を利用されているようです。 歯科技工物の安心安全、品質の向上は業界全体が責任を持って対処せねばならない事です。 一企業の努力を否定しませんが、できれば国民的なコンセンサスとなり、国民の誰もが良い品質の歯科技工物を提供され、歯科医療の信頼が高まる事を願っております。
- 脇本代表からの声明です。
- 本部ブログ並びに管理者のブログに、海外委託業者やビジネスとして展開している歯科医師からのコメントが入りました。建前はどうあれ本音の部分が大いに読み取れます。ぜひ一読して下さい。
- 本部ブログ→
- WEB歯科技工士会→