■ 控訴審第4回弁論 開催のお知らせ

早いものでもう5月です。 進行協議に対し、どのような展開が見られるのか? 興味が尽きない次回公判です。

控訴審第4回弁論 東京高裁 5月18日(月)午後3時から  817号法廷
                        
報告会 控訴審終了後      午後4時〜6時      東京弁護士会館 5階 (部屋番号は当日)

今現在の支援者名簿ご署名 19,100筆頂いております。 より一層のご協力をお願い致します。

■ 国は歯科技工海外委託訴訟の和解に応ぜよ!

第三回控訴審での山崎裁判長からの「進行協議」提案を受け、当訴訟団は精力的に準備と関係諸団体との交渉を進めて参りました。
4月15日の進行協議の席でも、国側代理人は席に着くことすら拒否したと漏れ聞いております。

表に出てくる歯科医療の状況は、この世界的な経済危機の真っ只中でも、インプラントなどの自費医療に狂乱している歯科医療者の姿です。
歯科疾病に苦しみ、生活と社会負担に追われる国民や患者さんへの配慮よりも、自分達のエゴと都合だけが優先し、医療保険制度の現実を正しく伝える努力もせず、歯科も医療なのだと言うことを忘れたかのようです。

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■ 日本歯科医師会並びに日本歯科技工士会へ参加を要請

歯科技工の海外委託は合法なのか?そも歯科技工士法に違反しているのではないか?
そんな当たり前の疑問から始まった歯科技工の海外委託問題訴訟は、控訴審で進行協議と言う予想外の展開を迎えております。
訴訟を提起した原告団の責任としては、歯科技工の危機を憂える時期を通り越し、すでに崩壊が始まった歯科医療と社会保障の現状に一翼の責任を負う意味で、 国や厚生労働省だけではなく、本来、この問題の当事者であるべき日本歯科医師会と日本歯科技工士会とに、国民の健康と安全とに予する、歯科技工の海外委託問題に関する機関の設置を呼びかけるものであります。

その為に、当訴訟団川上弁護士と脇本代表とは、日本歯科医師会と日本歯科技工士会とへ、趣旨を伝えると共に機関への参加要請を行いました。

市谷にある日本歯科技工士会へは、脇本代表が要請書を持参し手渡してまいりました。
日技の返答が待たれるところであります。

こちらをクリック!!→日技への要請書


■ 歯科技工士会の皆様へ


進行協議の提案を受けて、当訴訟原告団といたしましては、先ずは国民の皆様に安心安全な歯科ホテツ物を、歯科技工士の法と責任の下で提供できる仕組みを、国や関係諸団体とともに構築できればと願っておるわけです。
何の前提もなく、ただ、歯科技工士だけを守れと言っているのではありません。

現行法は厚生労働省からは形骸化され、歯科医師会からは実質骨抜きにされています。
それは、訴訟に対するこれまでの応対や、スタンスからも明らかであります。

それでは、山崎裁判長が、一審同様に訴える権利無しとして結審とせず、進行協議を提案なさってくれた原動力はどこにあったのでしょうか。

山崎裁判長をして進行協議へと背を押したのは、国の対応でもなければ、日本歯科医師会や日本歯科技工士会の無関心でもなく、医療制度や歯科医療の安心安全が崩壊しつつあることに危機感を持って署名を集め、意見書を県議会や市議会などで決議採択してくださった、国民の皆様の声そのものであったと思います。

私達、訴訟原告団は、改めて歯科技工士の皆様一人一人にお願いをしたいと思います。
それは、山崎裁判長と同じく、歯科技工士の皆様、歯科技工士会の皆様にも、国民の声を聞いていただきたいということです。

去る4月29日、当訴訟団、川上弁護士と脇本代表は、日本歯科技工士会関東ブロック臨時理事会に招かれ、当訴訟の説明と支援の要請を行いました。
結果、趣旨を全面的に理解しての支援を、衆議一決していただくことが出来ました。

すでに全面協力をいただいている、長崎県歯科技工士会、宮城県歯科技工士会、栃木県歯科技工士会に続き、大いなる援軍を得た気持ちであります。

この大いなる援軍につきまして、管理人の書き漏らした支援の数々を、代表の言葉で再度お伝えさせていただきます。

今や、長崎県技、宮城県技、福島県技、宮崎県技、群馬県技、栃木県技、千葉県技、他、支援声明を出して頂いている都県技、あるいは本県が煮え切らないからといって支部独自支援等が36箇所にも上ります。
今回、関東ブロックが具体的に支援行動を起こしていただきましたので、各県や支部の態勢はますます全国的に強化されるものと期待されます。

保団連、みんなの歯科ネットワーク、情念党、歯技協、全技協等からは、提訴当初より強いご支援ご協力を頂戴いたしております。
また、日技役員のOBで結成される「市谷会」では、昨年静岡で開催された総会の席に代表を招き、訴訟の経過や状況を説明させて以来、物心両面で熱いご支援、ご協力を頂戴し、今なお継続中です。
折に触れ中西執行部に対し、業界団体として積極的に自主的な訴訟支援を促して頂いているようです。



国民世論も注目する、歯科技工の海外委託問題訴訟が進行する過程で、歯科技工士と歯科技工業界とが、「国民の為に」と言う一点で、一致団結できる事を国民の皆様にも示すことが出来れば、 すでに手遅れかと思える、歯科技工の崩壊、ひいては医療保険制度と歯科医療の崩壊に対する、歯科技工士の意志を知らしめるもの信じます。

そのような思いを込めて、以下は違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部 代表 脇本征男からのお願いであります。


☆ 要望書提出のお願い ☆


すでに本部ブログで公知済みです。各県歯科技工士会会長宛に、要望書提出のお願いを発送いたしました。
裁判を動かした国民の声と同様に、日技を動かすのは歯科技工士会会員の声であると言うことであります。

どうか、代表の真摯な呼びかけをお聞き取りくださり、速やかにそして熱い意志を持って、日技へ、そして国へと届けていただきたいと伏してお願い申し上げます。

こちらをクリックしてダウンロード!!→平成21年5月1日都道府県技会長殿

■ 控訴審第三回公判並びに報告会の報告 ■


4月15日にかねてお知らせしておりましたとおり、控訴審第三回公判並びに報告会が、東京高等裁判所817号法廷にて山崎裁判長のもと、厳粛に行われました。

当初の次回結審予想を覆し、「進行協議」と言う裁判長の言葉から、新たな展開そして展望が開ける結果となりました。

これもひとえに困難な訴訟に敢然と立ち向かう川上弁護士の力と、原告団脇本代表大塚副代表のぶれない姿勢、そして各地議会での意見書採択、支援者名簿の署名集めと、全国各地でご支援いただいた皆様のおかげと感謝申し上げます

さて審理の進行状況をメモから再現します。

【裁判長】控訴人から準備書面が出されましたが、この内容を説明してください。
【川上】 国の準備書面に当方の反論を述べ、新たに追加資料を添えました。 国側はこれに対して反論はありませんか。
  【国】 今までと変わりないので反論は出しません。
【裁判長】本日、16階の部屋で、「進行協議」を開きます。
【裁判長】次回は5月18日(月)午後3:00からです。  これで閉廷します。 (敬称略)  以上

控訴審終了後に衆議院第二議員会館 第一面談室に移動し、金田誠一衆議院議員に出席いただいて、報告会となりました。
報告会は、進行協議に臨まれた川上弁護士と脇本代表の到着を待って、三次氏の司会進行で行われました。

控訴審報告会衆議院銀会館にて
報告会の内容は、本部広報担当のまとめた報告書でお読みください。ここをクリック→控訴審第三回弁論本部報告

脇本代表の報告です。 ご覧ください。 ここをクリック→脇本報告

脇本代表の再陳述書。
本訴訟を突き動かすのものは何か?
川上弁護士をして本訴訟の弁護を引き受けさせたものは?
国や関係組織がどう主張しようとも、歴として歯科技工士は存在し、この国の歯科医療をこれまで半世紀にわたって支えてきたという事実です。 
消せも隠せもしない、ましてや虫けらのごとく踏み潰されてはたまらない。 
代表渾身の陳情ですお読みください。→ここをクリック!!

4月8日幹部会報告。 こちらをクリック!→幹部会報告

4月15日の控訴審を前に、国側の準備書面が提出され、既に推進本部ブログに掲載済みです。
当HPにも掲載いたします。 こちらをクリック→国準備書面

■ 会計報告 ■


まことに申し訳ありませんが、前回会計報告に訂正がございました。
ご支援いただいている皆様、ご覧いただいた皆様にお詫び申し上げます。 訂正した会計報告書を改めてアップさせていただきました。
訴訟貫徹に向けて、支援者の皆様からお寄せいただいた浄財を一円足りとても無駄にすることなく、
大切に使わせていただきたいと、 脇本以下訴訟原告団並びに支援する会の会員一同決意を新たにするとともに、今後ともご支援並びにご指導ご鞭撻のほど伏してお願い申し上げます。
支援金などの会計報告書です。

   

■ 『眠れる歯科技工士と海外委託訴訟の真実』■


先にお伝えしておりました、表題の講演会が、日技生涯研修として宇都宮文化会館にて開催されました。
脇本代表の報告を一部掲載したします。

「 昨日は、長年斎須会長との約束であった研修会(日技生涯 研修)で、栃木県技にお邪魔してきた。 正式な日技生涯研修として要請された県技としては、群馬、 長崎に次いで三県めである。 内容は当然のことながら、「海外委託問題」 特に現在係争 中の控訴審と、今後の業界の制度のことがメィーンである。 会長は、まじめな方でよく会員の心情や生活実態を考えた施 勢を敷いてはいるものの、私の話す内容には会長も含め参加 者全員、眠ってはいられないことがあったようである。」


とまれ、眠れる栃木の歯科技工士の目を醒まさせるには十分な春の嵐となったことでしょう。
脇本代表と斎須会長とはお互いの約束を果たしたわけであるが、次は栃木県歯科技工士会の皆さんにも、忘れている国民や患者さんとの約束事がある事に気がついていただきたいと思う。

脇本代表のこれまでの講演などの記録はこちら→クリック!!

■ 当HPへようこそ ■

この度は「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部HP」をご覧いただき誠にありがとうございます。
 私たち「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」は2003年に国民と歯科技工士の権利を守る会 『隗』として発足したものが始まりです。詳しい説明はこちらから

■ 第二回控訴審速報 ■

控訴審第二回公判が2月18日午後一時15分より東京高等裁判所第817号法廷にて行われました。

申請していた証人尋問については、提出した証人陳述書で十分だとの裁判長の判断で、行われないことになりました。
この陳述書に対して、国側に反論を求め次回公判を4月15日と決定して閉廷致しました。

今回から裁判長が変わりました。
川上弁護士によれば新しい裁判官はバランスの取れた判断をする方だそうです。
当日の詳細はこちらのページにてご覧ください。

■ 控訴審提出陳述書 ■

弁護団より平成20年(行コ)第347号損害賠償等控訴事件の国、答弁書が送られてまいりました。
 じっくりとお読みになり、我らが歯科技工士の資格が、国側からはそも資格とすら見られていないことにご注目ください。
これでもまだ目を覚まさず立ち上がる事もしないのでしょうか。
尚、この訴訟の意味について分りやすく説明しているDENTAL COLONYの記事もございます。こちら→
訴訟の目的は私達歯科技工士の資格を賭して、歯科技工物の面から国民の皆様の安心安全を守ろうと言う事です。 対して国側は歯科技工士の存在を無視する事で安全性や品質の責任を全て歯科医師に負わせ、国側の責任を回避すると言うことです。

→国答弁書→

■ 新着アンテナ情報 ■

新着情報には全国各地に散らばるアンテナの皆さんから集まる情報などをご紹介していきます。
また、歯科医療を守る国民運動本部に集まる資料や情報などを、より一層皆様に役立てていただき、日本の歯科医療崩壊を食い止める一助と為すべく、データベース化を進めていきたいと思います。 ご協力の程よろしくお願いいたします。
新着アンテナ情報へ→

■ 一審お礼と控訴審支援のお願い ■

 平成19年6月22日東京地裁に訴訟を提起し、都合6回の審理の結果、平成20年9月26日判決が言い渡されました。
判決内容は、残念ながら「法律上の争訟」に当たらず、「確認の利益」もないとした、いわゆる「入り口論」で訴えを退けたもので、「歯科技工の海外委託」についての判断を一切回避した不当極まりない判決でした。(続きを読む)

■ 訴訟についての説明、何故国家賠償なのか。■

歯科技工海外委託問題訴訟弁護団 弁護士川上詩朗氏による、歯科技工の海外委託訴訟がなぜ国家賠償請求という形をとったのか、又この訴訟の意味するところや真の目的について、詳しく且つ解かりやすい解説です。(全文を読む)

■ 支援のお願い ■

歯科技工の海外委託問題訴訟を支援する活動にご協力ください。

詳しくはこちらから→

■ 控訴理由書 ■

控訴審 控訴理由書です。

■ 管理人からのお詫び ■

平素は当HPをごらん戴きまことにありがとうございます。
管理人の都合から、更新が滞っておりました。 お詫び申し上げます。
また、お気づきかと思いますが掲示板を一旦休止いたしました。
スパム系の書き込みが見られるようになり、切除してもいたちごっことなっております。
どこの掲示板もこの手の書き込みに悩まされているところです。
本部役員からいっそ廃止してしまい、意見はメールなどでいただきましょうとの提案もあり、残念ですが休止といたしました。
今後、皆様からのご意見やご要望は、本部ブログやメールをご利用ください。
以上よろしくお願いいたします。 管理人。

■ 物思ひ ■

私たちが立ち上がったのも、このままでは歯科技工どころか歯科医療そのものが国民の生活や安心とはかけ離れたもになってしまい、あげくそのものが崩壊してしまうと言う危機感から。
国民の皆さんや支援者の皆さん、そして会員の率直な、時に過激な意見などをコラムに残したいと思います。
掲載希望の方はメールフォームからどうぞ。


編集後記

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