■ 国民の皆様へ
この度は「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部HP」をご覧いただき誠にありがとうございます。
私たち「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」は2003年に国民と歯科技工士の権利を守る会 『隗』として発足したものが始まりです。
『隗』と言う名称は故事成語・・・「まず隗より始めよ」 中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕(えん)の昭王に賢者の求め方を問われて、「賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分より優れた人物が自然に集まってくる」と答えたという「戦国策」燕策の故事からの成語に由来します。 大事業をするには、まず身近なことから始めよ。 また、物事は言い出した者から始めよと言うことであります。
長く歯科技工士の存在、また歯科医療の中で歯科技工士が果たす役割や制度上の存在、そして国民の皆様の健康や生活にどれほど関わって来た事かが、直接的に国民の皆様には知られる事なく在ったわけでございます。
この事が、社会保障や国民医療保険制度といった国民の皆様の生活を下から支える基盤を構築していながら、水や空気のごとく対価を払う対象ともされず、歴として存在しながら、あたかも無いものと法からもあるいは制度からも政治からも軽く扱われてきたのです。
しかし、私たち歯科技工士の始まりは昨日今日の話ではありません。 何よりも歯科技工士の存在は昭和30年8月16日に法律168号として発布されている歯科技工士法に裏打ちされており、国家資格として日本国内の歯科医療で給される歯科補綴物のほぼ全てが、法律上もまた実際上も国内の歯科技工士有資格者によって作製されておるのであります。
私たち歯科技工士は長くに渡り、縁の下の存在でした。 まともな声を挙げることなくまた無力でもありました。 しかし、歯科技工士が社会的な沈黙を続けたことで、国や歯科医療業界の者たちが歯科技工士の存在や歯科技工士法を捻じ曲げてまで、違法入れ歯の輸入を認め、それが結果的に国民の皆様の健康や安全な生活に対する不利益に成る事が予想される今、黙りつづけることは国民の皆様に対する歯科技工士の背信と考え、まさに故事の例えの通りに『隗より始める』事となったわけであります。
『隗』より始まった私たち歯科技工士有志81名の活動は、「歯科技工の海外委託問題訴訟」として、歯科技工士法違反を許す国の不作為を指弾し、国民の皆様と共にかけがえの無い歯科医療を守るための運動へと繋がった訳であります。
今後とも国民の皆様に歯科医療の真実と歯科技工士の存在とをお伝えする掛け橋となるべくこのHPを開設した次第であります。▲ページのトップへ
■ 決 意
私たちも控訴に向けて名称を統合し「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」として本格的に行動して参ります。改めましてご説明申し上げます。
名称「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」
代表 脇本 征男
歯科技工の海外委託問題訴訟弁護団
弁護士 川上 詩朗
を中心と致しまして原告81名は、被告 国 を相手に地裁の判決を不服とし控訴し東京高等裁判所にて新たな戦いを挑みます。
具体的な方針は、
目標
- ◎原告と支援者の実効的な活動をお願いし、20万筆の署名簿の作成を目指す。
◎控訴審での勝訴。
◎国民に向け違法入れ歯等の違法性と危険性を広くアピールし、安心・安全の歯科匡療を確保する。
◎歯科技工の海外委託反対運動の歯科業界での結束。
◎歯科技工士制度の充実、維時、発展。
◎近未来を担う若い技工士のための業界基盤整備。
具体的活動
- ◎原告と支援者の活動を促し、協調し、カを集約する。
◎活動原資として弁護士費用を含み支援金500万円を日指す。
◎政党各党に質問状を提出。会見申し込み。
◎各消費者団休に対してアピールし、事情を知らせる。
◎海外委託阻止運動のためにネットワークを立ち上げる。
◎チラシ、ビラ、ダイレクトメール、ネット、街宣活動等を通して最大限可能な運動を展開する。これを各所に宣伝する。
と致しました。
これに付随して大きな3つの柱を立てました。▲ページのトップへ
1.地域アンテナの募集
- @違法入れ歯危険性の広報活動
Aチラシの配布
B署名集め
C支援金の依頼
上記4項目を主な活動としてボランティアで日本中に協力して頂ける方を寡集しております。
各種団体、組織、事業所、グループ、町内会など、メンバーの大小を問わず、活動してくださる方は表記事務局までご連絡下されば幸いです。
控訴審勝利に向けて、今までの活動をより効率的に拡大し、全国の皆さんと共に情報を共有し、活動を発展させて頂きたいと思います。
現在、支援者名簿20万筆を目標にお願い致しております。 又、組織的に経済力のない中、裁判費用はすべて原告の持ち出しと支援者の支援金に頼って参りましたが、最終的に最高裁で決着を付けたいと考えております。
弁護士と相談の結果、あと200万円で弁護士報酬は完済の約束が成されました。
それ以外に様々な経費がかかります。そこで今までの近場の原告団や支援者のみの情報を、全国規模で広く皆さんにも共有していただき、目標額達成のためにさらにご支援ご協力をお願いして参りたいと考えております。
もちろん皆さんが地元で何らかの行動を起こす際の必要な資料なども、こちらから提供させて頂きますし、何より皆さんの行動が足跡という情報となり、他の方々に対しても強い味方となるはずであります。
全国にいる仲間が同じ情報をリアルタイムで共有出来るという事は、たとえこの裁判の結果がどの様な形で終わるにしても、何らかのネットワークが残せるのではないかとも考えております。
今現在、各県にごく少しずつですが名乗りを挙げて頂いている方々がおられます。 出来ましたら、インターネットの環境があれば嬉ししのですが、皆様の街に住む方々に是非ともこの「歯科技工の海外委託問題訴訟」の事を伝えたいという方であれば、ファクシミリなどでも構いませんので事務局までお申し出ご協力のほどを宜しくお願いいたします。
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2.支援のお願い
下記の口座を開設いたしましたので、1口1000円以上何口でも結構ですので可能な限りご協賛賜りますればこれ以上の幸せは御座いません。
今こそ「歯科技工士の一分」にかけてもふんばりどころと痛感し、勝手なお願いも省みず、心からのご協賛の御願いを申し上げます。
電話番号03−3868−0170
ロ座名義人 国民と歯科技工士の権利を守る会会計 武田義夫
加入者名 歯科医療を守る国民運動推進本部
お手元の口座番号が記載された用紙がある場合はご利用下さい。 無い場合は郵便局の窓口から振替の払い込みの取り扱い票をもらってください。 金額記入の際「\」や「金」の文宇を記載しないでください。
通信欄にご職業を記載していただきますと事務局整理上、幸いです。 記載された紙面がそのままコピーされ、封書で届ききますので手紙の役目もしていま す。(手不足のため入金後の御礼の手紙や領収書送付の事務を失礼ながら省かせていただ きますが、何卒ご容赦ください。)▲ページのトップへ
3.署名活動のお願い
この裁判の趣旨に賛同していただける方のご署名をお願いしています。 賛同していただける方は、別紙支援者名簿にご署名をお願いいたします。
名簿用紙が不足の揚合はお手数ですがコピーして下さい。 また、用紙に空白欄があっても差し支えありませんので集まった数だけで送って下さい。
一名様でも大切な署名価値があります。尚、ご記入いただいた名簿はこの件に使用する以外は一切流用しないことを申し添えます。
裁判勝利のために、みなさんのご支援を心からお願い申し上げます。
記載された署名簿は表記事務局までファクシミリにて送信してください。
今後の活動内容や報告は、新たにホームページを立ち上げておりますので是非ともそちらをご利用ください。
HP
「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」
URL:http://sikagikoushi.web.fc2.com/
(当HPです。)
ブログ
「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」
URL:http://soshougikoushi2007.seesaa.net/
(こちらは、今まで使用していた歯科技工の海外委託問題訴訟を支援する会と同じで す)掲示板
「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」
URL:http://sikagikoushi.bbs.fc2.com/
尚、今まで使用していたホームページ「歯科技工の海外委託問題訴訟を支援する会」は、ジャンプページとなり「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」へと移動します。 お気に入りに入れていただけるのであれば新たなHPをお願いいたします。
又、「歯科技工から歯科医療の将来を考える」のブログ及び掲示板は、元来「世田谷シンポジウム」のために立ち上げたものですので役目は果たしたものとして考えております。
多くの皆様方にご支援される様に頑張りますので今後ともお力添えをお願いいたします。