☆控訴審 進行協議に向けて☆



☆裁判速報及び今後の活動について




進行協議及び中国視察報告会 報告

   6月22日(月)東京高等裁判所において行われた進行協議は、  話し合いが進展せず、
平行線のまま打ち切りとなりました。
 次回の予定は8月5日(水)午後3:00から、  東京高等裁判所817号室にて開廷されます。
 今後の裁判の見通しは予測がつきません。

☆中国技工事情 脇本代表報告


6月7日から4日間にわたり、保険医団体連合会(保団連)の皆様と共に、中国の技工事情を視察に行ってきた当訴訟、脇本代表の報告書をお届けいたします。
官製の視察報告ではなく、日本の医療事情と現場を知るものが、その目と耳と体とで現地を見てくるのが一番であろうと思いますが、それが実現できたのも保険医団体連合会の皆様や、訴訟を支援していただいてい居る皆様のバックアップがあってのことであり、ここに深くお礼申し上げます。

ここをクリックしてお読みください。→中国(北京)・歯科技工事情〈 百聞は一見に如かず 〉


その保団連発行の月刊誌で、今発売中の号に国民皆保険制度を守るためにと言う特集があり、差額徴収や51年通知の歴史的経緯が分かりやすく書いてあるそうです。
歯科技工士には関係ない事だなどと洗脳されてきましたが、歯科技工士ほど保険制度や歯科医療行政に翻弄されてきた医療職は他に存在しません。
蚊帳の外だと言われてきたからこそ、私たち歯科技工士は国の制度や法律を学ぶべきでした。
過去に日歯から刊行された「歯科医療問題の展望その1」と共に、私たちの業務に密接に関わる問題として、 月刊保団連を手にすることも大事なことかもしれないと思い、ここにご紹介させていただきます

月刊保団連紹介ページ

全国保険医団体連合会HP

★HP担当者からのお詫びと報告。
当HPでは本部への問い合わせフォームを設けてあります。
掲示板を休止した事もあり、皆様の生きた声を拝聴する大事なパイプです。
申し訳ないことに、担当の怠慢から、そのお問い合わせやご意見に対し、対応がきちんとなされておりませんでした。
ご連絡をいただいた皆様に深くお詫びいたすと共に、今後は迅速な対応に努めたいと思います。
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ありませんでした。 HP担当 久保田哲哉


☆議会意見書提出追加状況


入梅の候、皆様いかがお過ごしでございましょうか。
今月22日に二回目の進行協議が予定されております。 これに向けて保険医協会のご協力の下に訴訟原告団も着々と準備を進めております。

さて、地方議会での海外委託に対する意見書の提出採決につきまして、支援者の皆様の活動並びにご協力により、その後も青森県や岡山県など各地で意見書の採択が報告されております。
一覧にまとめましたのでご覧いただきたいと思います。
引き続きご支援のほどお願い申し上げます。

ここをクリック→ 意見書提出、採択状況

☆歯科技工の海外委託問題解決のためのお願い。


本部活動ブログにて告知済みですが、こちらでも改めて告知させていただきます。
既に報告いたしましたように、東京高等裁判所は歯科技工の海外委託問題について、民が国を相手にした訴訟としては異例とも言える進行協議を提案し、原告側の訴えを容れて国並びに厚生労働省側にも歩み寄りを求めてくれております。

東京高等裁判所が進行協議の場を設けてまで、歯科医療での国民の安心と安全とに心を砕いてくださっている事実を好機と捉え、会員非会員に関わらず、歯科技工士一人一人の声で裁判を動かし後押しをお願いしたいのです。

訴訟外をみると、歯科技工の海外委託問題に関して、これまで国会における質問や、国会議員による質問主意書や意見書の提出などが行われており,その数は14件にのぼります。また,各地方自治体で歯科技工の海外委託問題の解決を求める意見書が採択されており、その数は21の県市町村(総人口1,500万人)に及んでおります。
さらには各歯科医療業界関係団体による取り組みや、2万筆を超える訴訟支援の署名,新聞投稿等の意見など、歯科技工の海外委託問題の解決を求める声が広がりつつあります。

まことにありがたい限りです。 引き続き進行協議への更なる後押しとして、医療関係者、消費者団体関係者等からなる検討機関の設置に対し、歯科業界すべての方々、材料商組合や衛生士会などの皆様、また広く国民の皆様にもご協力を賜りたいと思います。

厳しい経済状況が続き、皆様におかれましては塗炭の苦しみに希望の持てない毎日であるかとは存じますが、 歯科技工士の矜持を示すべく原告並びに本部役員一同伏してお願い申し上げる次第です。

尚、本部ブログで公開されている脇本代表からの「歯科技工の海外委託問題解決のためのお願い」文書とFAX送付表とをPDFファイルとして用意させていただきました。
ご覧の皆様におかれましてはぜひともダウンロード、印刷をしていただき、活用していただきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。

クリック→「歯科技工の海外委託問題解決のためのお願い」

尚、脇本代表らは保団連や消費者団体連合会と精力的に交渉や会合を進めております。
22日の進行協議以外にも動きがありますので、順次本部ブログや当HPでお伝えしてまいります。


活用してください!!海外委託総合資料の簡易版


本部広報作成の海外委託総合資料の簡易版を公開いたしますので、広く配布され、ご利用ください。
内容としては裁判所提出資料並びに10部作成し関係諸団体に配布したものの中から編集したものです。
印刷は、指定ページのみでも出来ます。 また、両面印刷機能付きのプリンターでは、用紙が半分ですみます。

裁判も終結の見込みが高くなってきました。国民のため、技工業界にとってもよりよい結果を望みます。
資料でもお解りのとうり、大きな輪がさらに広がりつつあります。
技工士の皆様全員が私たちの仲間と思っており、一つになって難関を乗り切りたいものです。
今後も、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

ここをクリック→海外委託総合資料の簡易版



☆栃木県歯科技工士会様からありがたいご支援をいただきました。

風薫る6月に入ってすぐに、会計担当役員のTさんから弾むようなメールが流れました。
5月の終わりに栃木県歯科歯科技工士会様より多額の支援金が送られてきたとのことでした。
皆様ご存知のように3月4月5月と昨今の経済情勢からどこのラボも壊滅的な打撃を受けております。
当然栃木県歯科技工士会の皆様も同様であり、会務運営も厳しい状況にあることが容易に推察されます。
そのようなときに身を切ってまで訴訟の支援にご協力をいただけた事を、どのような言葉でお礼申し上げればいいのか表現の仕様が無い有様です。栃木県歯科技工士会の皆さん、本当にありがとうございました。

☆支援者署名が大台寸前です。!!!

支援者名簿現在まで、19,217筆頂戴いたしております。
これら支援者の後押しも、裁判所への心証を高めているものと思います。
進行協議と言う異例の展開を迎えたのも、まさにこの一筆一筆の重みがあったからに他なりません。
引き続き2万、3万の大台を目指して取り組んでまいりたいと思います。
皆様の更なるご支援をお願いする次第です。
ありがとうございました。




■控訴審第四回弁論及び報告会 終了しました。

本日、午後3時より控訴審進行協議が東京高等裁判所にて行われました。 詳しい報告は脇本代表よりまとめとして出されるのを待ちますが、協議には厚生労働省の担当者も同席したとのことです。
流石にやる気無しの代理人に協議を任せるわけにも行かないのでしょう。

国側の主張は、先だって、当訴訟にあわせるかのように提出された(どこへ向けてでしょう?調査の意味は訴訟対策ですか?)厚生労働省科学研究班 「歯科補綴物の多国籍間流通に関する調査研究」 が主体のようです。
これをもって、安心安全だと保障する訳ですか?そも違法性については、また、歯科医師の裁量権だけで、安全安心を担保できるのですか?
それらに大きな疑念があるからこその山崎裁判長らからの進行協議の提案ではないのですか?

本日は法廷での審理は行われず、1時間に及んだ進行協議も結論を得ることができず、次回、再びの進行協議開催と決ったようです。

傍聴席は訴訟支援者や原告団、そして日本歯科新聞、週刊朝日、保険医団体連合会、歯科ジャーナリストらでほぼ埋まり、主のいない法廷内をただ協議の行方を案じながら、ひたすら待ったのであります。
間、同法廷での別訴訟もありましたが、それすらも、待たせた挙句に数分でそそくさと審理を済ませ、裁判官らは進行協議の席への戻っていったのです。

これまで法廷での実質審議は殆ど数分間で終わっていますから、いかにこの進行協議が双方にとって重要な交渉であるかを、ただ時間の経過と共に感じるばかりでした。

望まれるのは東京高等裁判所や山崎裁判官らの感じた、歯科医療の実態や厚生労働行政への疑念、業界を代表する組織などへの疑念に対し、組織関係者へは訴訟当事者ではないから我関せずとしたり、厚生労働省へは法解釈を恣意的に行うことへの反省も無く、官僚のさじ加減とすることへ対して、どう説明、あるいは回答するのかであります。

私見ですが、本来、法文をどう解釈するかは、まさに裁判所や裁判官たちの役割であるはずで、行政官が法文を恣意的に解釈することに対し、厚生労働省には説明責任があるのじゃないかと思うしだいです。

控訴審第四回弁論及び報告会の様子をお知らせいたします。

控訴審第四回弁論及び報告会の様子をお知らせいたします。 →→ここをクリックしてください!!

■控訴審第四回弁論及び報告会開催のお知らせ

平成21年5月13日
原告及び傍聴者並びに 報道関係者(社)各位
違法入れ歯断固阻止・ 歯科医療を守る国民運動推進本部
   
代 表  脇 本 征 男

控訴審第四回弁論及び報告会開催のお知らせ


 毎々のご厚情に対し、心から感謝申し上げます。
歯科技工の海外委託問題訴訟は、おかげさまで控訴審弁論も標記の通り4回目を迎えることができます。
 これも偏に、皆様方の歯科医療の現況是正を願う一念の強さの現れと推察し、重ねて御礼を申し上げます。
 前回の弁論で、裁判所より進行協議のご提案があり、原告団並びに原告弁護団は真摯に受けとめ、私たちなりにそのご提案にそうべく、法廷外対策の一環として懸命に努力を重ねて参りました。
 今後の審理にどのように反映されるのか、不安と期待の入り乱れた心境ではありますが、信念を曲げず「人事を尽くして天命を待つ」気持ちでおります。
 どうぞ弁論を傍聴頂くとともに、下記の報告会にご出席の上建設的なご意見をお寄せ頂きますようお願い申し上げます。
 あらためて記者会見は設定いたしませんので、報道関係者(社)の皆様方も 報告会の中で、ご自由にご意見等のご発言をお寄せ賜れば幸甚に存じます。

控訴審第四回弁論  平成21年5月18日(月) 午後3時〜
             東京高等裁判所 8階 817号法廷

公判報告会     東京弁護士会館 5階 504号室
             公判終了後 午後4時〜6時 

 
以上

PDFファイル

■ 各地区歯科技工士会連合会 要望書

 

本部ブログに、九州地区と関東地区の歯科技工士会連合会から、日本歯科技工士会に当てて提出された要望書の内容がアップされております。
九州地区並びに関東地区歯科技工士会会員の皆さん、迅速な対応に深く感謝申し上げます。
各地区連合会ともに日本歯科技工士会を構成する大事な会員や組織の一部なのですから、当然ですが日本歯科技工士会からの誠意ある対応、回答が期待されるしだいであります。

九州地区歯科技工士会要望書 印刷用PDFファイル。ここをクリックして表示します。

関東地区歯科技工士会要望書 印刷用PDFファイル。 ここをクリックして表示します。


■ 歯科技工の海外委託に関する調査研究 本部版

本訴訟の資料として訴訟の経緯や歯科技工の様々な資料を一冊の本にまとめました。
A4 326ページ。
余白を含め用紙170枚、白黒248ページ、カラー78ページ。
この資料は一般への配布や販売の予定は無く、裁判資料として政党ならびに関係諸団体に提供し有効利用していきます。

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