歯科医療の未来を語る懇談会

更新が長らく止まっておりました。申し訳ございません。

保険技工が内容的に変化を迎えているのでしょうが、それ以上に歯科補綴需要の減退の影響が現れていること、一人親方のラボには営業力も資金力も乏しいためか、静かにエヴァンスを置いて身を引いていく技工士さんも多いのではないでしょうか。

4人ほどのラボでは、仕事の減少が激しく、将来展望も持てないために、話し合いの上で会社の解散、精算する道を選んだそうです。

余力のあるうちに、第二の人生に踏み出すのも、間違った選択だとは思いません。

さて、脇本代表より読売新聞の記事が届きました。ご覧頂きたいと思います。

記事は国立がんセンター名誉総長の垣添忠生氏によるもので、歯科医療の課題と題して噛んで食べることの大切さを訴えております。



読売新聞 地球を読む 国立がんセンター名誉総長垣添忠生

歯科技工士法施行規則一部改正の件について

表題の件で脇本代表が見解を発表致しました。
これについては、何か、至極最近になって「歯科技工の海外委託」問題に対しての対策として決まったかのような印象を受けますが、果たしてそうなのでしょうか。
先輩諸兄の話を聞きますと、構造基準のような内容のものは、脇本代表の見解にもありますが、日技発足当時から言われてきた事のようであります。

何も昨日今日出された基準や要望というわけではなく、歯科技工士が社会的且つ生活の基盤を確立するためには、自らの襟を正さねばならないと、会員非会員を問わず歯科技工士の皆さんが努力されてきたことであります。


歯科技工士法施行規則一部改正の件について 歯科医療の未来を語る懇談会 代表 脇本征男

今回、この構造設備基準やトレーサビリティー、技工録について歯科技工士法施行規則一部改定にあたり、これによって歯科技工士の諸問題が解決し、時代の変化に対応できるかのようなアナウンスが業界組織からなされております。

非会員である私に届いた県技工士会からのハガキによれば、「守れず従い事ができない場合は罰金が科せられます」との注釈もございます。
歯科技工士であるならば、歯科技工士法に従うのは当然ではありますが、罰則も伴うような重要な改定であるのならば、国や厚生労働省は業界組織などの任意の団体にその説明責任を丸投げするのではなく、国自体がその説明責任を果たして欲しいと思う所です。

とまれ、どのような罰則を伴うのかを知りたい所ではありますが、国や厚労省も日技もですが、改定するぞ、罰則があるぞと言うばかりで、非会員や広く一般の方にも分かるような広報はなされていないようです。

業界の先輩である加藤さんが書き続けられているブログに、このことについての説明が掲載されております。
正直、技工士会がよこすハガキよりも、このような記事のほうが、何度も繰り返し読むこともできますし、よっぽどか有益であると思っています。
加藤敏明の裏部屋
厚労省「歯科技工士法施行規則の一部を改正」に関する意見を募集中
歯科技工士法施行規則の一部を改正する省令が正式に公布
厚労省通達と歯科技工士法施行規則の一部改正に関してのまとめ
保健所から送られた、「新)歯科技工所における指針」について

パブリックコメントには、私も投稿させて頂きました。国による証拠作りではあっても、何も言わなかったからだとは言われたくありませんから。

構造設備基準の内容については、友人たちとも色々と話し合って参りました。
そもそも、このような基準に合致しないまま開業するほうがおかしいというものであって、例えば階段の下でやっているとか、アパートの生活空間で作業しているようなのはそもそも問題外であると思います。
空間的に独立した技工所だけの環境を整え、通常作業に必要な機材を揃えているところであれば、何ら恐れることのない内容であると思います。

さて、ハガキによれば罰金がとありますので、なにか、ものすごく厳しい法律の改定があったかのような印象を受けますが、加藤さんの解説にもありますように、歯科技工士法自体の改正や改定ではなく、今回は法律の改正ではなく指針の改正であります。
あくまでも厚生労働省の行政上の指針が改正されたのだということです。
法律や政が円滑に運営されるようにとの、行政上の指針ですね。
構図設備基準については常識的な内容ですから、保健所からやいのやいのと言われる以前に、ラボ側としては生活空間と作業空間を分けて、衛生上や健康上の配慮もした上で作業しやすい環境と設備を整えれば、まず、問題は起きないでしょう。

それなのになぜ、罰金だなどと行政側でもない、ただの任意団体でしか無い技工士会が、歯科技工士に誤解させるようなハガキを送り付けてくるのでしょうか。
トレーサビリティーや技工録に、指針以上の強制力が存在するというのでしょうか。
一般的な歯科技工所にとっては、構造設備基準よりも、技工録のほうが厄介でしょう。
歯科医院での紙だしの義務化が、いまも歯医者さんにとっての大変な負担であるように、ラボにも個々の歯科技工士にも大きな事務的負担になります。
以前、技工士会が会員に配布したという技工録の資料を拝見しましたが、全文を印刷し記載するとなったら、時間的にもコストの面でもバカにならない負担となるでしょう。
問題なのは、元々、歯科技工士は指示書を通して技工をしているということです。
指示書と技工録とは一体のものなのか?指示書に記載するべき項目として指定すれば良い事なのではないのか。
さらに言えば、一番の問題点は、歯科技工士は歯科医師の指示書によらなければ、業として歯科技工を行なってはならないと18条にはっきりと書かれていることです。
これだけ読めば、歯科医師には指示書の発行義務、記載義務が課されて居るように思えますが、歯科医師にそのような義務も責任も無いといわれるばかりです。
技工という業務は、歯科技工士が勝手に初められる行為ではございません。
先ず、患者さんが存在し、その治療に当たる歯科医師が存在するのです。
何らかの記録や指示書を発行する義務があるとしたら、それは歯科技工士が勝手に書き始めるのではなく、歯科医師にこそ発行義務記載義務が在ってしかるべきだと考えます。
技工録が罰金罰則を伴うような強制力を持つというのであれば、行政上の指針ではなく、はっきりと歯科技工士法に条文として記載するべきです。
お役所の裁量ではなく、きちんと国会で審議し可決されることを技工士は求めるべきでしょう。
そうでもしないと、これからもお役所や業界団体からの言われのない圧力を受け続けることになります。

歯科技工の海外委託問題訴訟も、元はといえば歯科技工士法が海外委託を想定していないことに問題がありました。
法律に不備があるのであれば、速やかな改定を立法府にお願いしたい所ですが、厚生労働省は通知通達でごまかしたというのが現実です。

技工録やトレーサビリティーについても、海外委託などの問題に対してさも対応していますという証拠作りとして、技工士だけを縛ればいいと出された通知だったように思えてなりません。
日技は、歯科技工士の経済問題や料金問題、国策である皆保険制度での位置づけなど、本来、患者さんや国民に対してよりよい歯科医療サービスを提供していく上で、歯科医師の業務を補完するには、歯科技工士の環境改善や収入を改善するべきなのですが、其のように動いたのは酒井清二会長の時代までで、それ以降の会長は、会員のみならず歯科技工士すべてを裏切ってきたのだと言わざるを得ません。

さて、現時点では歯科技工士法が改定されたわけでもなく、法令でも省令でもない、あくまでも厚生労働省が出す指針について、我々が知りたいのは本当に罰金を伴うような法的拘束力があるのかということでしょう。
これについて、皆さんもぜひ一度グーグルなどで検索されてみてください。
加藤さんも述べられておりますが、こちらのHPでも厚労省の議事録を引用して、詳しく解説されています。
指針の法的拘束力
実際、厚労省医政局長名で発された指針は、歯科技工所や歯科技工士へというより、国から地方自治体へのお手紙という感じで、そもそも、これに違反したら罰金だぞとはどこにも書かれていないのです。

一体なぜ技工士会は罰金だぞという脅しとしか思えない文言を入れてまで、この指針を伝えようとするのでしょうか?
そもそも、技工録の強制や、無理な行政指導があれば、昨今の景気減退や受注減少と売上の激減に追い詰められている、多くの弱小零細ラボにとっては、ただの負担増でしかなく、ただでさえ苦しい経営環境と生活を圧迫し、歯科技工士を追い詰めるだけの結果になりかねません。
襟を正す以前に、首を絞められていると感じる自営業者も多いでしょう。

歯科業界は、常にメーカー主導、歯科医師会や歯科の学会主導で進められてきたきらいがあります。
日技会長の古橋氏や執行部役員たちは、盛んにCAD/CAMなどの機材の導入が当然の流れとPRされていますが、それが主流になり、尚且つ経済的にも成り立っていくのかと問えば、実は、そんなことは夢物語でしかないのではないかと言うような、歯科業界の実態が明らかになりつつあります。

頼みの皆保険も、少子化とう蝕の減少で、患者層は高齢化するばかり、キンパラの高騰もあって、クラウンブリッジ系の需要は減るばかりです。
労働時間や材料経費に見合う技工料金が、保険では得られない中、自費のために導入したCAD/CAMなども、歯科自身が招いたインプラント報道もあって、いくら歯科業界が踊ってみせても、国民の歯科不信は止まらず、保険以上に自費需要が減っている状態です。

一部の歯科医師や歯科技工士、そして、材料、機材メーカーに煽られて、モノによっては億という資金を投入した所は、今、一体どのような状況にあるのでしょうか。

これまでであれば、機材への投資をしたラボであれば、得意先の歯科医院を囲い込むことに腐心する所ですが、私のような零細のワンマンラボにも多数のDMが届く事に疑問を感じておりましたところ、吠えろ歯科技工士の歯科相談BBSに、デジタル歯科さんという方が、名古屋のデンタルショーで仕入れた業界情勢を投稿されておりました。

送られてくるDMから感じていた、ジルコニアなどのCAD/CAM関連の値崩れは、事実だったようで、材料メーカーや厚労省が進める高度先進医療とやらでのハイブリッドなんたらも、保険収載をまたずに最初から不採算が決定的でしょう。

歯科技工士法は名のみとなり、薬事法にしても歯科業界からすれば堂々と抜け道を探すだけなのでしょうか。
歯科技工士は蚊帳の外で、様々な事柄が決まっていく歯科業界です。

さっさと廃業して、厚労省や機材メーカー、歯科医師会や歯科学会、歯科技工士会にざまあみろと言えれば最高なんですが、それぞれ皆さん、生活も家族も抱えた身です。
惑わされず、堅実な判断をなさってください。
私にとってはとても気がかりな連絡を、今しがた受けたばかりです。
仕事にも法律にも誠実に向き合ってきたものが報われる。そうあって欲しいと思います。

オマケ
神奈川県歯科技工士会相模原支部からのハガキ
神奈川県歯科技工士会の皆さんには、罰金の根拠を是非とも示していただきたいものです。
具体的にどのような事柄が違法行為となるのか?
それは、法律違反なのか?指針に違反したということなのか?
違反認定するのはどこなのか?
罰金の金額や支払先は?
はっきり罰金があると書かれています。罰則を含めて講演するとも。
さすがにこれは勇み足なんじゃないかと。
こういう方向でよろしくお願いします、と言うようなのが指針でしょう。
指針自体は厚労省から各地方自治体の長に宛てられたものですから、直接歯科技工士を拘束しているとも思えないのですが。
罰金があり、罰則があるのなら、速やかに公にして欲しいものです。
2月23日と言ったらもうすぐです。どなたか聞いたら教えて下さい。

大阪保険医新聞から

先日、ご案内した「あいうべ体操」の今井先生がやってくるですが、大阪歯科技工士連絡会西川様よりの報告によれば、用意した150人の会場に入りきら無い300人近い来場者があり、お口からの健康への国民の皆さんの関心の高さを伺えました。


当日の様子を伝える、大阪保険医新聞11月15日号の1面をお寄せいただきましたので、ご紹介いたします。

「あいうべ体操」の今井先生がやってくる!

保険で良い歯科医療を!
季節はすっかり秋です。 皆様如何がお過ごしですか。
大阪歯科技工士連絡会より、「保険でよい歯科医療を」大阪連絡会の市民講座第二弾、「あいうべ体操の今井先生がやってくる!講演会のお知らせです。

あいうべ体操今井先生がやってくる 大阪連絡会市民講座チラシ裏面
お口は命の入り口、心の出口〜口を病の入り口にさせないで〜
今井先生は福岡市博多区にて開業されている日本東洋医学会認定漢方専門医です。
口呼吸の弊害について着目され、口呼吸を人間本来の鼻呼吸に改善させることで、免疫力を高め花粉症やアトピー性皮膚炎の患者さんや関節リウマチ膠原病で苦しんでいる患者さん達に、手軽で効果のある治療法としておすすめしているそうです。
今井先生のクリニックHPはこちら→みらいクリニック
あいうべ体操についてはこちら→あいうべ体操とは

大阪歯科技工士連絡会は「保険で良い歯科医療を」大阪連絡会に加盟しています。
技工士連絡会ニュース60号を御覧ください。
技工士連絡会ニュース60号
画像をクリックすればPDFファイルが表示されます。


世話人会報告と今後の活動について

厳しかった残暑が一転、涼しい空気はすっかり秋色です。


ホームページの更新が滞っておりましたことをお詫び申し上げます。
役員に取りましても、また、ご覧に頂いている皆さんにおきましても、震災後の一年半以上は一体何だったのかと考えているのではないでしょうか。
報告がお遅くなりましたが本部世話人会は8月の半ばに新宿弁護士事務所にて行われました。
その席で示された川上弁護士の「歯科医療の未来を語る懇談会」の今後の活動についてと、世話人会 脇本代表の報告とをお伝えいたします。
ご一読いただき、皆様方の寄って立つべき立場というものを、今一度お考えいただき、果たしてこれでよいのだろうか、将来はどうなるのだろうかと考えていただきたいと思います。

「歯科医療の未来を語る懇談会」の今後の活動について 弁護士 川上詩朗
会員並びに支援者の皆様へ 世話人会代表 脇本 征男

大阪歯科技工士連絡会ニュース

大阪歯科技工士連絡会よりニュースの配信がございました。
PDFファイルに変換いたしましたので、ダウンロードして御覧ください。
また、脇本代表の投稿文が全国保険医新聞に二回にわたって掲載されました。合わせて御覧ください。

大阪歯科技工士連絡会ニュース
保険医新聞記事

脇本代表、業界改善に尽きぬ熱意 新公益法人役員選挙に立候補

歯科医療の未来を語る懇談会の代表であり、日本歯科技工士会、東京都歯科技工士会の役員も経験してきた脇本征男代表が、来る6月23日に都下市ヶ谷の日本歯科技工士会館にて執り行われる第一回社団法人日本歯科技工士会の役員選挙に立候補を致しました。
脇本代表より、代議員の皆様に立候補のご挨拶を申し上げさせて頂きました。
立候補の趣旨を広く国民の皆様にもお伝えいたしたく、ここに公開させて頂きます。
歯科技工士のみならず、業界や組織の存在も、国民の皆様のご理解とご支援がなければ、存在し続けることすら危うい状況にございます。
どうか皆様の今一度のご支援を伏してお願い申し上げます。

脇本挨拶文PDFファイル

Forum in なら ご報告

大変長らく更新が止まっておりました。 申し訳ございません。管理人の怠慢ですお許しを。
さて、脇本代表が立候補しておりました、日本歯科技工士政治連盟会長選挙ですが、既に皆さんご存知の通り総投票数60票のうち、古橋氏が57票、脇本代表は2票と大差で落選の憂き目となりました。

ご支援いただいた皆様に心よりの感謝を申し上げます。
脇本代表自身はめげること無く歯科技工士の地位向上と復権のために、今後共粉骨砕身して参りますとのことです。
また、近く行われる日本歯科技工士会の理事選挙に立候補済みであることをご報告致します。
尽きましてはなお一層のご支援を賜りたくお願い申し上げる次第です。

さて、東日本大震災から丸一年の節目の日に、奈良県奈良市の県商工会議所でおこなわれた「Forum in なら」ですが、業界紙にレポートが掲載されており、そのコピーを頂きましたのでご覧頂きたいと思います。

日技の広報誌である「日本歯技」第513号平成24年3月号に学術論文として、現職の日技理事である岩澤 毅氏の「歯科補てつ物等の作成等の業務の委託受託を考える」が掲載されていた。
現在の歯科技工業務の改善を提案しているところは評価できますが、 内容は同調出来ない、理解に苦しむ、不可解、不合理なものと感じました。
この岩澤氏の論文に対して、当懇談会の会員でもある川上弁護士が感想文を発表いたしましたので、合わせて一読願いたいと思います。

歯科補てつ物等の作成等の業務の委託受託を考える
岩澤氏の論文に関する感想

年頭にあたり歯科技工士の祈り!

年頭にあたり歯科技工士の祈り! 歯科医療の未来を語る懇談会 代表 脇本征男

ダウンロード用ファイルはこちら→クリック!!

盛況でした。2011技工士ゼミナール川上詩朗弁護士の講演会

東京での講演に引き続き川上詩朗弁護士の講演が、12月4日にエル大阪で開かれた2011技工士ゼミナールで実現致しました。
詳細な報告は大阪歯科技工士連絡会からの連絡を待ってこちらにアップしたいと思っております。

資料として川上弁護士と脇本代表のレジメをアップいたします。御覧ください。

大阪府 生涯研修 自由研修課程


主 催 保険でよい入れ歯を大阪府歯科技工士連絡会
   日 時 平成23年12月4日(日) 13:00〜17:00
  会 場 エルおおさか(大阪市)
講 師  @ 射場伸行(日技認定講師)
       鉤設計の固定観念を改める必要性
講 師 A 川上詩朗弁護士(新宿法律事務所)
      演題 「患者にとって安全かつ最良の歯科医療を求めて」
       付属属解説 脇本征男
      「現役歯科技工士の立場から」(元歯科技工海外委託訴訟原告団代表)
      資料配付
参加費  2,000円
お申込とお問い合わせ
    大阪府歯科技工士会・生涯研修実行委員会
    〒592-8334 堺市西区浜寺石津中2−5−28 根津方
    電話 072−243−6398

口から見える格差と貧困

10.30歯科医療の危機打開決起集会が開催されました。

上記集会が新宿あいおい損保ホールで開催されました。
会場には全国から500名近い歯科医療従業者が集まり、全国保険医団体連合会 宇佐美歯科代表の基調報告が発表されました。
宇佐美代表は歯科技工の海外委託問題訴訟でも、当初から海外委託を含めた技工(士)問題を広く歯科の問題と我が事として取り上げ、ご支援を頂いて来ました。
基調報告の中でも「歯科技工士の場合」として深刻な歯科技工士の状況を伝えると共に、後のリレートークでの脇本代表の先触れもなさるなど、保団連の技工問題への真摯な取り組みを報告されました。

来賓挨拶並びにメッセージの紹介の後、全国から参集された患者・歯科従事者の皆さん方がリレートークで歯科医療の現状と打開の道を訴えました。
歯科医療の未来を語る懇談会の脇本代表は、裁判の報告と共に宇佐美共同代表を始めとする保団連並びに各都道府県の保険医協会の皆様に、これまでの支援に対する深い感謝の気持ちをお伝えしました。
そしてトークでは厚労省に見られる歯科技工を見下す姿勢が、歯科医療全体を見下していることであると厳しく糾弾し、訴訟によってあぶり出された歯科技工士をめぐる問題の解決が、真の歯科医療発展につながるものであると訴えました。

最後に、大会決議をコープおおさか病院歯科 藤原先生の提案で決議採択が行われ、盛会のうちに終了致しました。
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脇本リレートーク


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