旧歯科医療を守る国民運動推進本部

『歯科医療の未来を語る懇談会』

1,会の名称を『歯科医療の未来を語る懇談会』とする。
2,設立の趣旨・目的

歯科技工の海外委託問題訴訟は、違法行為の内容には一切触れられない司法の最終判断で、不当判決と云わざるを得ません。
しかし、これが法治国家であるわが国における定められた法の下、健気にも粛々と業を成してきた歯科技工士の現実の姿であります。
法制定以来半世紀を過ぎて尚、自らの業の独占権の侵害に、権利主張はおろか、「争訟性」も得られないこの現実の姿は如何ともし難く、慙愧に耐えません。
先人曰く、「歯科技工士には市民権がない」その真意を享受した一幕であります。
私たちは、司法判断では決着が付かなかった「違法な歯科技工海外委託問題」を、国民歯科医療のために納得の行くまで追究し解決致します。

更に、この訴訟で皆さんから頂戴した叡智と、励ましを糧として、浮かび上がってきた山積する歯科技工(士)の問題並びに歯科医療に関する諸問題を取り上げ、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士等の歯科医療関係者はもとより、学者、弁護士、ジャーナリスト、主婦、サラリーマン、学生、消費者代表など、歯科医療に関心のある方々に参加して頂き、現在歯科医療が抱えている様々な問題について多角的に分析検討し、その解決の道筋を探り、必要であればそれを提言に取りまとめ、国(立法・行政)や関係機関に対して働きかけていくような活動を展開して参りたい。

私たちは、選ばれた国家免許資格者「歯科技工士」として、歯科医療の一翼を担って生きる者として、ややもすれば『井の中の蛙大海を知らず』の窮地にさまよい、時に、ことの本質を失いつつあることも事実です。
結びに、私たちは、常に国民患者の目線に立ち、わが国の尊厳ある歯科医療従事者としての自覚を怠らず、自らの心身の健康を確保し、仕事に誇りとやり甲斐を持って業を遂行できる環境構築に努力して参りたい。

平成23年10月吉日
歯科医療の未来を語る懇談会 代表 脇本征男
世話人一同
2011年10月22日に新宿法律事務所において世話人会を開催し、新ステージ発足に伴う今後の活動について議論致しました。
これまでは海外委託問題訴訟の本部として、裁判に向き合ってきたわけですが、新ステージでは本部としてと言うよりも、国民の皆様と共に歯科技工、歯科医療を考えて参りたい、また行動して参りたいということから、皆様方にご愛顧、ご支援を賜って参りました当ホームページの名称を変更することと致しました。
新しいホームページの名称は 『歯科医療の未来を語る懇談会』と致します。
今後共変わらぬご支援とご愛顧とをお願い申し上げます。(管理人)
尚、脇本代表のご挨拶は本部ブログにアップしてございます。あわせてご覧ください。

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